読書が趣味で沢山の本を読んでいるんだけど
- 内容がなかなか頭に入らない
- 読み終わってみると内容を覚えていない
- 読み終えるのに時間が掛かり過ぎてしまう
こんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
私もそのうちの1人です。
本を読むこと自体は大好きで、知識を得たいという気持ちが強くて、毎週末大型の書店に入り浸るような生活を、今でもしています。
家族も書店が好きで、一緒に行っています。
おかげで子供達も読書が趣味なところもあります。
しかしとにかく子供は読むスピードが速い!羨ましいくらい早いです。
そんなこともあり、どうしたらスピードが速くなって、更に内容も頭に入るようになるかを色々検証してみました。
内容が頭に入る読書法!
読書をして、その内容が頭に入るようにするためにはどうしたらいいのか!
それを知る為に色んな書籍を読みました。
読書法や速読法などのカテゴリの本を読み漁りました。
その内容を色々試してみた結果。
私が内容を把握できるようになったと実感できた方法を紹介します。
私が実感した!本の内容が頭に入る、残るようになる読書法!
目標を設定して読書する
私が実感した、本の内容が頭に入る読書法とは、「目標を持って読書する」という方法です。
目標を設定して読書するって一体どういうこと?と思ったかもしれません。
具体的に説明しますと、その本を読む前に、その本を読む目的や目標を意識するということです。
その本を読んで、自分は一体どんな自分になろうとしているのかを意識するということです。
今話題の食事術などの本を読む時には
- その本を読んで健康的な食生活を手に入れる
- ダイエットを成功させたい
- 糖質制限したい
- グルテンフリーを実践したい
など様々な目的や目標持っていると思います。
このような目的や目標を、読む前にしっかり頭の中で意識して読みはじめます。
私の場合は、その目的や目標を付箋紙に書いて、本の内側に貼っています。いつでもその目的や目標を読み返せる、思い出せるように。
なぜ目標を設定すると効果があるのか
効果があることは実感しましたが、どうして効果が表れるのかを考えて見ました。
それは私が以前読んだ本に書いてありました。
人は意識すると、それに関する情報が目につくようになり、必要な情報だと脳が判断し出すという内容のものでした。
目的や目標を設定すると、その目標を達成するために必要だと思われる情報を本の中から探し出そうとするから記憶に残りやすくて、頭に入ってくるようになるのです。
だから目標を設定しておくことが大切ということなんです。
表紙に書かれていることを読む!
まず本を手にとってすぐに読み始めることは辞めましょう!
まずする事は、本の表紙、本の外側に書かれている事を全部読みましょう!
本に付いている帯まで読みましょう!最近の本は帯が付いている事が多いです。古本を買う場合でも、同じ本が並んでいたら、帯が付いている物を選ぶようにしましょう。
表紙に書いてある事を読むとどうなる?
表紙や帯に書いてある事を読むとどうなるでしょう。
本を読む前に、表紙や帯に書いてある事を読むと、その本の内容を大まかに把握することが出来ます。
その本が一体何を伝えようとしているのか、その内容を掴むことが出来るのです。
それを把握した状態で本を読み始めると、内容が頭に入りやすくなります。
そして読むスピードも速くなります。
この本は一体何を伝えようとしているのか全く分からない状態で本を読みだすと、一行一行をしっかりと読みこまないと内容が把握できません。
しかも読み終えるのに時間が掛かってしまって、読み終えた頃には、最初の部分は忘れているという事があります。
そのような事を防ぐために、本を読み始める前に、本の表紙や帯の様な本文以外の部分から本の内容をある程度推測するようにしてください。
アウトプットする!
読書が好きな人は、これはすでにやっている人も多いと思います。
本の内容をアウトプットするということです。
つまり、本を読んだら、その内容を書きだすということです。「書評」という事になることもあります。
本の内容を把握しているから、その本の内容に対して自分なりの意見を書くことが出来ます。
本の内容を書くことで、記憶に残るようになります。
勉強でも教科書を読むだけでは、なかなか記憶に定着しませんね。
しかし、書くという行動をすることで記録に定着しやすくなります。
アウトプットするための読み方
これは私のやり方ですが、私は本を読みながら大事だと思うところや、覚えておきたい部分にフリクションの蛍光ペン(ソフトブルー)でマークしています。なぜブルーなのかというと、赤色のマーカーよりも青い色の方が記憶に残りやすいという事を、何かの本で読んだことがあるからです。
そのせいか分かりませんが、最近の本は大切な所を青色で塗りつぶしているものが多くなってきたような気がします。
そして、マークした部分があるページに半透明の付箋を貼っています。
付箋を貼るのは、後でそのページを見つけやすくするためです。
右の写真は私が実際に使っている付箋です。
この付箋は束の状態で本に貼りつけておく事ができるので、読んでいる本に貼りつけておくことで付箋を探す手間が省けます。
蛍光ペンと付箋と本というセットで常に鞄の中に入れて持ち歩いています。
本を読み終わったら、付箋を貼っているページを見直して、蛍光ペンでマークしている部分を再確認します。
その部分について、書評ノートに書いていきます。
そうすることで、本の内容や大切な部分、自分が覚えておきたい部分など、新しい発見などが記憶に定着しやすくなります。
一部分については書評サイトに公開しています。
読書を趣味にしている方からも、色んな意見がもらえたり、運が良ければ著者から直接コメントを頂けたりします。
目標を持った読書で人生を変える!
以上のように、読書はただ本を読むだけでなく、その内容を如何に自分の知識として吸収していくかが大切です。
私の場合は、本を読む目的や目標をまず設定します。
この本を読んで自分がどうなりたい、どんな知識を得たい、こんな自分に変わりたいなど、本から知識や情報を読み取るんだということを意識します。
そうすることで本と会話をしているような読み方に変わり、読むスピードが速くなる割には内容がよく頭に入るようになります。
とにかく本が何を伝えようとしているのかを会話しながら受け取っていくことが大切です。
受身で本を読むのではなく、本に疑問などを投げかけながら読んで行くのです。
本は読めば読むほど様々な知識や情報を得ることが出来ます。
成功者のほとんどが、読書が趣味と言います。読書が趣味と言わない方でも、聞いてみると沢山の本を読んでいた時期があったり、趣味と思ってないだけで沢山の本を読んでいます。
現場で経験して得る知識や情報もあるでしょうが、本から得られる経験や知識、情報も膨大なものになります。
すぐ身近に、自分を大きく進化させてくれる「本」が溢れているのに、それを利用しないのは勿体ないとおもいませんか?
読書はあなたの人生を大きく変える力を持っていると思います。
私は大人になって読書をするようになりましたが、小さな頃からもっと本を読んでおけばよかったと、とても後悔しています。
特に学生時代には、時間を持て余していたので、その時間を読書に充てていたらもっと充実した学生生活になっていたと思います。
まだ本を読む習慣を持っていない人!これからでも遅くありませんので、是非読書で人生を変えてみましょう!